今年の土用の丑の日もうなぎ丼いっぱい食べたなぁ…ご飯の上にウナギのかば焼きをやや甘口のたれに山椒をかけて食べるのは本当に美味しい! でもそういえばウナギって焼き料理はあっても刺身とか生の料理がないのって何故なんだろう?
1年中で人気の高級魚といえば「ウナギ」です!特に土用の丑の日は、うなぎ専門店のお店に行列ができてたり、スーパーやデパートでも大セールをやっている事が多いですね!
しかし皆様ご存じでしたか? 実にウナギには場合によっては人を死に至らしめてしまう程の毒があるって事を。
今回はそんなウナギについて解説します!
うなぎに含まれている毒について
まず結論から言うと、うなぎの血には「イクチオヘモトキシン」というタンパク質の毒が含まれており、もし触って傷口等に入ってしまうと炎症を起こしてしまったり、目の中に入ってしまうと結膜炎やひどい時は失明の危険性があり、口にすると激しい下痢や嘔吐、不整脈や呼吸困難、そして最悪死亡する事もあるらしく大変危険な毒といえます。
なので釣り等で捕まえた野生のウナギを捌く際は必ず手袋を装着してから捌いてください。
しかし、肝心の致死量は体重60キログラムの場合、およそ1000mlなので牛乳1パック分飲まなければ命の危険性はさほど高くありません。
またこの 「イクチオヘモトキシン」 という毒は60度を5分以上加熱すると無害になります。
こうした理由からウナギの刺身はあまり見かけませんが、中には通販サイトでしっかり毒が処理された「ウナギの刺身」もあるみたいです。
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実際SNSで買って食べた人の感想を見てみると
食べてみると物凄くこりこり食感があって、かば焼きにはない独特な弾力がある。
といった感想もあり、焼いたウナギとは一段違う風味が楽しめるみたいです。
ウナギの栄養成分について
ウナギに基本含まれている成分は100gあたり
カロリー | 225kcal |
タンパク質 | 17g |
脂質 | 19g |
炭水化物 | 0.3g |
と、筋肉や髪を作るタンパク質が非常に高く、また炭水化物が低いので糖質を気にされてる方には是非おすすめです。(ウナギのタレやご飯には炭水化物が多く含まれてるため注意)
また皮膚の粘膜を維持する効果に期待あるビタミンAの他、老化を抑えると言われているビタミンE、貧血や脱毛を抑える効果に期待できる亜鉛等の体のサポートに必要な栄養成分が豊富に含まれています。
うなぎの旬って夏ではなく実際は秋から冬!?
ウナギの旬は夏というイメージを持ってる方が多いですが、実はそれは養殖ウナギの話。
養殖ウナギは夏の土用の丑に合わせて育てられるので大体6~8月ごろが旬です。
では天然ウナギの場合はいつ頃が旬なのでしょうか?
天然ウナギの旬は大体秋から冬ごろです。 冬の冬眠や産卵に向けて野生のうなぎは栄養を多く蓄えるので、脂身がたっぷりとあるとても美味しい天然のウナギの味が楽しめます!
しかし絶滅危惧種に指定されている為、今現在相場が
100あたりの値段 | |
養殖ウナギ | 約1000円 |
天然うなぎ | 約3000円 |
と天然うなぎは養殖うなぎより比べて3倍程高く、実際スーパー等で売られてない店舗もあるみたいです。
まとめ
うなぎの血には毒が含まれてはいますが、しっかり加熱さえすれば気にする程でもありません!そして、ウナギが本当に美味しくなってくるのは秋から冬頃なのでぜひ今が旬のウナギを買ってみては♪
最後まで読んで頂きありがとうございました!